卒園式

ミロリ

2010年03月22日 13:05

先日、花さんが無事に保育園を卒園しました

花の通っていた保育園は
年長さんになるまでは、超自由っていうか、何も教えない感じ。
出会った頃は、4歳だったけど
絵を描かせれば○×△的なものしか描かないし
ハサミも使えないし、文字も、時間の感覚も殆どなく
いっつもどろんこで、持ち帰ってくる洗濯物も
うっすらおしっこ臭いし
お風呂からは濡れたままで出てくるし
もうね、驚愕だったわけです。

今では、4歳ってまだそんなもんだよね〜
って思えるけど、その頃の私は
4歳ってこんなこともできないの?!みたいな感覚でした。
それからというもの
花さんは私のスパルタ(?笑)教育に耐え
今ではちゃんと、保育園と家での過ごし方の区別もつくようになりました。
しかし
今になって一番驚愕だなーと思うのは
子供の、この一年での成長ぶりです。
花の保育園では、年長さんだけに課せられる課題がたくさんあります。
そしてそれを、年長さんはその一年でできるようになるのです。
これは凄いと思いました。
この間までは「できない」とピーピー泣いていたのに
保育園で誰かができるようになると
自分もできる!と暗示がかかるのか
負けたくない!と思うのか
あくる日のお迎えまでには、できるようになっているのです。
そしてそれは決して「やらされていた」感ではなく「達成した」って感じ。
子供が自信を持つ、とでも言うのでしょうか。
子供達はとてもいい顔をします。
そして、その集大成が卒園式で披露されるのです。


馬に乗って(?笑)登場する園児たち


自分たちで色を選んで、自分たちで編んだ飛び縄


コマ回しなんて私もできません


竹馬は今年に入ってから始めました

そして難関だったのが
則転と跳び箱。
最初「できないからおうちで練習して来てって。」と言われ
やってみせたところ、
「こ、これ本当にできるようになるんけ?!」という動き。
しかしそこは私の(愛と希望の)スパルタ指導で
8割方できるように。
そして最後に持って来た「跳び箱(縦)」。
これは難問でした。
なぜって、私と下娘と花三人。
馬って私でしょ?
いったい誰が指導すんねん!と。笑
馬になって丸まる私を、いつまでも飛び越えられない花。
そして無言でその動きの繰り返し。笑
「ただいま〜」と帰ってくるキム氏にご飯も食べさせないまま
「馬!馬が来たよ!」と私。
空腹で馬になるキム氏と、半べその花、そしてスパルタな私。笑

そんな日々を過ごし
やっと本番!


見事な大回転!


素晴らしい跳躍!

こどもって、短期間でこんなに力を付けるんですね。

そして、その後晴れ着にお着替えをして
卒園式です。
いろいろとセレモニーが進む中、
各親から子供へのメッセージを、と突然言われまして
わたくし動揺してベソかいてしまいました。笑
長い保育園生活の中で
私が、頑張ったのはたったの二年です。
花は二歳からこの保育園にお世話になっていて
本当に頑張ったのは本人であり、私よりよく花を知っている先生方の目の前で
「花の母です」と名乗るのがあまりにもおこがましくて
小声でキム氏に
「キム氏先に言ってよ」とか、ボソボソ落ち着かない感じだったのだけど
腹をくくってマイクを持ったら
感極まって、声も震えまくりですよ。笑

後で聞いたら、みんなあれを見て泣いてしまったんだそうな。
すんまへん。
でも、花はとても嬉しそうでした。
下娘は、泣く私を見て「どうしたの?」と泣いていました。笑

ということで、長くなりましたが
花も4月から小学生です。
心機一転、また頑張ろうね



おめでとう!



みんなおめでとう!